oranie's blog

旧:iをgに変えると・・・なんだっけ・・・

噂のFusion-IOについて良く知るためにセミナーに行ってきた。(ちょっと追記→さらに追記10/22)

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10/22 追記
公式に発表内容についてお知らせが来ました。

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【基調講演】『Fusion-ioが変革する次世代データセンター』
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=3305

【セッション1】『次世代データセンターに最適なサーバの在り方とは』
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=3306 

【セッション2】『国内で実施されたFusion-io検証結果のご紹介』
http://wp.techtarget.itmedia.co.jp/contents/?cid=3307 

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※リンク先は会員制サイト「TechTargetジャパン」です。
 資料をダウンロードいただくには会員登録が必要です。

なお、【セッション3】『MySQL環境におけるFusion-io検証結果と
DeNA(モバゲー)における価値』の資料は公開しておりませんが、
以下サイトにて関連資料をご覧いただけます。

SSD Deployment Strategies for MySQL
http://www.slideshare.net/matsunobu/ssd-deployment-strategies-for-mysql

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「次世代データセンターソリューションセミナー
データベースユーザー必見! 検証結果が証明するI/Oボトルネック解消術とは」
というセミナーに参加してきました。
https://itmedia.smartseminar.jp/public/seminar/view/205



まあ、どれくらいFusion-IOがインパクトのある製品なのかは、当日の実況・まとめはこちらを。
http://togetter.com/li/59825
id:rx7さん 「DeNA松信さんの「MySQL環境におけるFusion-io検証結果とDeNAにおける活用価値」セッションメモ」
http://d.hatena.ne.jp/rx7/20101015/p1
id:akuwanoさん 「次世代データセンターソリューションセミナーに行って来ました」
http://d.hatena.ne.jp/akuwano/20101016
「爆速SSD Fusion-io ioDrive Duo現る。ただしインターフェイスPCI Expiress」
http://nippondanji.blogspot.com/2009/03/ssd-fusion-io-iodrive-duopci-expiress.html


少なくとも、今後のストレージ分野において劇的に変化を起こす製品だと思います。
まだ実運用実績などが公開されていなかったり、使いどころを間違えてしまうと思ったより
効果が無いという可能性もありますが、今後のインフラエンジニアはサーバの選定で絶対に避けられない
製品だと思います。


「でもお高いんでしょう?」という声は多い。
確かに今までのストレージ製品と比べると1ドライブ辺りの価格は高い。
160GBと640GBのモデルがあるが値段をここで書いて良いのか分からないから、
OEM販売をされているDELLの営業さんに聞いてくださいww
※会場でも是非連絡くださいとDELLさんが言っていましたw


但し、今までもDBでの利用でDisk I/Oがネックになり、結局ある程度の玉数でRAID1+0を組む必要があったり、
そうするとSANでストレージとサーバを組む必要など周辺機器の購入が必要だったりその運用管理の手間を考えると、
少なくともパフォーマンスという観点では充分にペイする製品だと思います。
寿命についてもかなりの信頼性を担保していて、おまけにある程度そのレベルを調整出来るようです。
※予備領域をデフォルトから調整できるので、死んだ素子の代わりに割り当てる領域を増やしたり減らしたり出来る。
その結果、データ格納する領域を減らす代わりに書き込み寿命を伸ばす。その逆も可能。


もちろん弱点もあり、PCI-Eインターフェイスに接続するので交換の必要が出た場合、
RAID対応しているHDDの様にホットスワップが出来ない為サーバ停止の必要が出てくる。
その為無停止運用を念頭に入れる場合は工夫が必要ですね。
※但しここは非公式情報ながら今後対応が取られる可能性が高いですw期待しています!!


今のところはスレーブ側に入れて参照メイン処理を担当させるのが一番バランス良さそうです。
また、SSDの特性上ランダムライト・リードは得意だけどシーケンシャル・ライトは不得意でむしろ
そういう特性の物はHDD側と組みあせて使わせる方が優れているようです。



なので、全ての問題を解決できるという夢の製品ではありませんが、きちんと処理特性を見極めた上で
適切に適用すると今までの構成では出なかったような性能が手に入るという製品です。
これはCPU、メモリとのバランスにも絡んできますね。DBの全データをメモリに載せる構成は理想ですが、
そもそもメモリは現状16GB×nスロット分が最大で、おまけに8GBと16GBで1GB辺りの価格差が1.25倍あるので・・・。
なので、DELLさんからの提案は
「メモリたっぷり+Fusion-IO」→パフォーマンス面では最強!圧倒的!糸目つけないんならこれ!
「そこそこのメモリ+Fusion-IO」→コスパで攻守ともに最強!
「メモリはあんまり・・・+Fusion-IO」→「メモリあんまり・・・+HDDor普通のSSD」よりは格段に性能上がる!
という形でコスト面からのアプローチも出来るという事でした。



内容は思い出しながらまたつらつらと書くかもしれません。
気になったらすぐにDELLさんに電話しましょうw



当日挨拶させて頂いた方、出来なかった方共にお疲れ様でした。



そして、最後に抽選会があったんですが、なんと僕はiPod nano最新版が当たりました!!!

なので、これからはFusion-IOの悪口や疑問をもつ人には鉄拳制裁していきたいと思いますw


あと、打ち上げで行ったお店でFusion-IOのロゴを店員さんに書いてもらうというリア充な事して貰いました。

こんなリア充な画像は叩かれてしまうかも知れないので、消えていたらすみません><


塩!